レズアナル教師 15話 肛門マニアの推察

 殊更に気を遣いながら指を沈めていく。
 ローションをしっかりと塗り込んであるから痛みは全くないだろうが、しかし動きをゆっくりにすることで、彼女にいくらかは安心感を与えることができるだろう。

 それでも、指が埋まり始めていくらもしないうちに、肛門がきゅっと窄まった。雪歩ちゃんが力んでしまったのだ。
「そんなに緊張しなくてもいいのよ。絶対に痛くなんてしないから。ほら、息を吐いてみて」
「す、すみません」
「謝らなくてもいいわ。思わず力を入れてしまうことなんて、よくあることだから。今から力を抜けばいいだけのことなのよ。簡単だから、心配することはないわ。息を吐くと、それだけでお尻から力が抜けるの。やってみて」
「分かりました」
 雪歩ちゃんは、大きく息を吸い、そして大きく息を吐いた。
 すると、私の指に掛かっていた圧力は、一転してあっさりと消え、指を奥へと誘導しているかのように、さらに緩んでいった。

「そう、その調子よ」
 私は優しく語り掛けながら、中指をぬぷぬぷと推し進め、すべてを埋没させた。
「全部 入ったわ。あとはじっとしていてくれればいいからね」
 横向きに身体を丸めたまま雪歩ちゃんは頷いた。

 それにしても、と私は思った。ずいぶんと括約筋が柔らかい。指を入れるのはこれが初めてじゃないのかもしれない。いや、それどころか、もっと大きな物を突っ込んでいた可能性がある。しかも、定期的に、長い間。
 私ほどのアナルマニアともなると、指を入れただけでそこまで推察することができるのだった。
 直腸の感触や、粘膜の摩擦や、括約筋の締め付けなど、判断材料はいくらでもある。
 雪歩ちゃんの場合、見た目では問題なさそうに見えたが、こうやって触診していると、なるほど彼女が思い悩んで保健室を尋ねてきた理由がよく分かる。
 彼女のアナルはとにかく消耗していた。バイブなりペニスなり何か太い物によって、度重なる拡張を受け、粘膜が悲鳴を上げている。
 普段は何ともないだろうが、少しの刺激でも受けた時には、相当 辛いことになっているだろう。いずれ痔になることは明白だ。
 これは少し考える必要があるかもしれない。
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