SMレズ女子寮23 お風呂で浣腸

 リンスがお腹の中に注ぎ込まれる感覚が、はっきりと分かりました。ついで、お腹の中にじんわりと染み渡っていく感覚がします。
 右隣の子の時と同様、早希ちゃんは、何度もポンプを押してきました。そのたびに薬液が流れてきて、どんどん腸内に溜まっていきます。
 何度注入されたか分からないくらい浣腸されてから、ポンプの先端がお尻の穴から抜かれました。結局、ポンプが押された回数は、右隣の子とあまり変わらなかったようです。幸いにも、私にだけ執拗に責めるつもりは早希ちゃんにはなかったようでした。
 早希ちゃんは、すぐに左隣の子の後ろに移り、また浣腸を始めました。その間も、私と右隣の子は、四つん這いのまま、すべてが終わるのを待ちます。
 大量のリンスをお腹の中に入れられても、しばらくは何ともありませんでした。もちろん違和感はありましたが、それだけです。便意も腹痛も最初は感じませんでした。
 けれど、左隣の子の浣腸が終わりそうな頃になると、違和感が次第に大きくなり始め、早希ちゃんが左隣の子からポンプを抜いた時には、明確な腹痛が生じていました。
 私は右隣の子の様子を窺いました。その子は、顔面にびっしりと汗を掻いていて、いかにも苦しそうな表情をしていていました。
 それを見て、私は、間もなく自分もこうなるに違いない、と思いました。今はまだそこまで辛いわけではなかったのですが、しかしそんなのは、浣腸の時間に差があったからというだけのことに過ぎないことは、分かりきったことです。

 早希ちゃんは、私たち3人への浣腸を終えると、満足そうな顔をしながら立ち上がり、「せんぱい、終わりましたよー」と朗らかに言いました。
 先輩たちは湯から上がり、「はい、ご苦労さん」と言って、後のことはどうでもいいと言わんばかりに、早希ちゃんを連れて大浴場から出て行きました。
 排泄姿まで見物する気はないようです。さすがにそこまでの変態レズはいないということでしょうか。
 私たち3人は、四つん這いになったまま、先輩たちが着替えを終えて脱衣所から出て行くのを、ガラス戸越しに見ていました。
 最後の先輩がいなくなるのを確認してから、ようやくトイレに向かいます。

 私と左隣の子はなんとか立ち上がりましたが、最初に浣腸をされた右隣の子は、時間が経ちすぎてしまったせいか、四つん這いのまま動けないようでした。お腹の中のものをぶち撒けないでいるのが精一杯といった感じです。
 下を向いて大浴場のタイルをじっと見つめたままでいるその子に、私は何か声を掛けようと思いましたが、相応しい言葉が見付かりませんでした。頑張れ、なんて言っても、どうにかなるような問題ではありません。私自身も強烈な腹痛に襲われており、それほど余裕はありませんでしたし。
 だから、私と左隣の子は、彼女に何も言うことなく大浴場を出ました。扉を閉めるのは彼女を大浴場に置き去りにした印象が強くなるので、開けたままにしようかとも思いましたが、しかし、いつ漏らしてもおかしくない彼女からすれば、扉を閉めて音と臭いを少しでも遮断してもらった方が有り難いだろう、と思い直し、結局は閉めることにしました。
 けれど、私の迷いが災いして、扉を閉める直前に、爆発物でも炸裂させたかのような音が聞こえてきてしまいました。彼女の方を見ないようにしながら扉を閉めたので、目で確認したわけではありませんが、音からして盛大なお漏らしが始まったことは明らかでした。
 扉を閉め切っても、その音を完全に遮断することはできないようで、私ともうひとりの子は、扉越しの爆音を聞きながら、下着とブルマと体操服を着ました。
 ふたりとも動きがぎこちなかったのですが、どちらかというと、やはり浣腸が早かった私の方が限界に近いようで、着衣にも手間取ってしまいました。
 私は必死にお尻の穴を窄めて我慢しました。大浴場で漏らしても、お湯で洗い流せば後始末は楽ですが、ここ脱衣所ではそれは叶いません。漏らせば大惨事です。それに、脱衣所を出てすぐ隣には共用のトイレがあるので、服を着さえすればあと少しなのです。こんなところで漏らすわけにはいきません。
 着衣を終えた私は、ふらふらの足取りながらもなんとか脱衣所を出ました。もうひとりの子は、「大丈夫?」とか「もう少しだよ」とか、私を気遣いながら、トイレの扉を開けてくれました。彼女だって充分に辛いはずなのに、まったく、感謝する他ありません。

 このトイレには、便器のある個室がふたつだけあります。
 手前の個室は塞がっていました。扉の取っ手を引こうとしたら開かず、そのすぐ後に、内側からノックされたのです。「入ってますよ」という合図です。
 普段はほとんど誰も使うことのないトイレなのに、おかしなこともあるものです。あるいは、私たちに対する嫌がらせのために、先輩が中に居るのかもしれません。ああ、でも、それだったら忍び笑いでも聞こえてきそうなところですが、それがありませんから、先輩に命令された下級生が居るということも考えられます。いずれにしろ、何を言ったところで退いてくれることはないでしょう。中にいるのが先輩だったとしたらもちろん無理ですし、私たちと同じ1年生であったとしても、ここで退いたりしたら先輩から酷い目に遭わされるのは確実なので、やはり退いてはくれないでしょう。
 私ともうひとりの子は、互いに目を合わせました。空いている個室は、ひとつだけ。他のトイレに行く余裕はもうありません。であるならば、どうするか。どちらかが犠牲になるしかない状況です。
 私はこの時、おそらくは先を譲って貰えるだろう、と安易に考えていました。私の目の前で脂汗を浮かべているこの子は、ついさっきまで私のことを気遣っていてくれていたし、そもそも先に浣腸をされたのは私の方です。なら、私が先に個室に入り、用を済ませてから彼女の番ということになるのは、順当なことでしょう。そうすれば、時間差があるだけで、我慢の時間そのものはあまり変わらなくなるはずです。
 そう思って私は彼女の言葉を待っていました。この受け身の姿勢がよくなかったのかもしれません。
 彼女は私から目を逸らすと同時に、すっと奥の個室を開き、さっさと入ってしまったのです。
 あまりにも自然な動作だったので、先に個室を使おうとしての動きであることに気付くのが、一瞬遅れてしまいました。この場面での一瞬は命取りです。彼女が扉を閉めようとするのと同時に私は思わず手を伸ばして止めようとしましたが、間一髪それは間に合いませんでした。
 やられた、と思った次の瞬間には、鍵の掛かる音がしました。
 もはやどうにもなりません。
 今にも漏らしてしまいそうだというのに、これから別のトイレに行くなんて、到底不可能です。
 私は絶望に暮れました。
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偶然ここに辿り着きました。
早く更新されますように♪

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