女子高生痴漢7 アナル弄り

 先生にお尻の穴を弄くられている間、あたしは、吊革を掴んでいる手に力を入れるだけで、他には何もすることなく、ひたすらに耐え忍んでいた。
 こんな恥ずかしい状況に陥っていることを周りの乗客に気付かれたりしないか、不安ではあったけれど、先生もそこには気を付けているようだった。先生は、後ろからあたしと身体を密着させて、ぱんつの中に手を突っ込み、指だけを動かしている。
 電車は結構揺れているし、指はゆっくりと出し入れしているだけなので、周囲にバレる確率はかなり低いに違いない。
 まあ、それでも、肛門に指を突っ込まれていることが露見するのは絶対に嫌なので、どうしても心配になってしまうのだけれど。

 お尻の穴に指を入れられてからしばらくして、なんだか指の感触がねっとりしてきた。蜂蜜か何かでもまぶしたかのように、滑りが良くなっている。
 しかし、指はずっとあたしの肛門を出入りしていたから、何かを塗り付けることなんて不可能だろう。つまり、あたしには全く自覚がないのだけど、直腸から粘液らしきものが染み出してきたということになる。異物の侵入に反応した身体が、粘膜を守るために腸液を分泌させたのだろうか。
 …………。それは、どうなんだろう。普通のことなのかどうか、よく分からない。
 ひょっとしたら、指で刺激された直腸から、ウンチが漏れ出ているだけなのかもしれない。ぱんつに染み込んだり床に垂れ落ちたりしたら、どうしよう。あたしが気付いていないだけで、臭いとかはすでに漏れているかもしれない。こういうのは、自分では分かりにくいものだし。痴漢行為に気付いていない周りの人たちも、臭いにだけは気付いていて、なにかおかしいな、くらいのことは思っているかも……。
 さすがにあたしの思い過ごしだとは思うが、想像するだけで恥ずかしくなってきた。ただでさえ熱くなっている顔が、余計に火照ってくる。

 先生は、あたしの心情を知ってか知らずか、肛門嬲りを続けていた。粘液のおかげで指の動きはずいぶんとなめらかになっているはずだが、それでも先生の指は、ゆっくりゆっくりと肛門を往復している。
 あたしは、たまらずにお尻の穴をぎゅっと窄めてしまった。先生の指を食い締めてやろうと意識したわけではないが、しかし、全くの無意識の出来事とも言えなかった。くすぐられたら身体をよじりたくなるように、肛門を擦られて収縮させたくなってしまったのだ。あたしはその欲求に抗えなかったのである。
 そんなに強く引き締めたわけでもないためか、先生は、肛門の収縮運動に構わず、指の出し入れを続けた。

 そのうち、直腸の粘膜が熱くなってくるのをあたしは感じた。摩擦熱というやつだ。
 緩慢な抜き差しであるおかげで、肛門が熱を帯びているといっても、そう大したことはない。痛みも全くない。けれど、お尻の穴を擦られて熱くなるなんて現象は初めてのことなので、その違和感は強烈だった。

 電車が駅に着く直前に先生は指を引き抜いた。
 それまでの前後運動とほとんど同じ速度で抜き出ていったので、指が抜かれたことに気付くまでにあたしは数秒を要した。

 先生の手がぱんつの中から出ていくと同時に電車が止まった。乗客が一斉に出入り口に吐き出されていく。その波に従ってあたしと先生も駅のホームに出た。
 先生は、ぱんつ越しにクリトリスを刺激するだけだったこれまでの痴漢と同様、何事もなかったかのようにさっさとどこかへ消えてしまった。
 肛門に突き込まれていた指をどうするつもりなのか、あたしは気になって仕方なかったが、しかしまさか後をつけて確認するわけにもいかない。すぐにトイレの洗面台で洗ってくれることを祈るしかない。洗う前に臭いを嗅ぐことだけは辞めてほしいと切に願うばかりだ。

 あたしは、違和感の残る肛門をなるべく気にしないようにしながら帰路についた。
 幸い、家に着く頃には、指を入れられていたことが嘘のように何も感じなくなっていた。
 それでも、先生の指が触れた箇所は綺麗にしたかったので、入浴時に、石鹸を泡立てて肛門表面を指で擦った。
 中まで洗うかどうかは迷ったけれど、結局は洗うことにした。和式便所に跨っているような姿勢を取って、自分の指を自分の肛門に差し込み、何度か出し入れまで行った。
 指を抜いた後、あたしは念入りに手を洗った。

 これですべてが終わったのであれば、忘れることもできるかもしれないが、きっとまた痴漢をされるだろう。そしてまた肛門に指を突き込まれるかもしれない。
 それを思うとあたしは憂鬱になった。
関連記事

コメントの投稿

エロ小説カテゴリ
RANKING
アダルトリンク
メールフォーム

名前:
メール:
本文: