官能小説の紹介7 虜および虜2

KKベストセラーズ「虜」
 全一巻。
 アダルトゲーム会社「D.O.」のSMゲーム「虜」のノベライズ版。
 夏休みの間に教師が女子高生を監禁して調教をする話。
 淡々とした文章がストーリーに合っており、官能的な雰囲気を作っています。
 ゲームでは、三角木馬に乗せた上での鞭打ちなど極めて苛酷なSM調教も可能ですが、ノベライズ版でそこまでの責めは見られません。浣腸やアナル責めはあります。
 終盤に美恵子が自分から股を開くシーンが妙に記憶に残っています。
 著者は藍川京。女流官能小説家の第一人者。著書多数。
 原作・イラストは広崎悠意。エロゲ界の黎明期を支えた人物。現在は同人ゲームを制作しているようです。

>淡いピンク色の小さな乳首を、矢沢は容赦なくつまみ上げた。
>「ヒイッ!」
>由美子の顔が歪み、目尻から涙がしたたった。
>(第二章 囚われの花77P)

>剥かれたパンティの隙間から黒い恥毛がはみ出した。
>「おう、ちゃんと毛は生えてるな。長めの直毛か」
>「助けてェ!」
>初めて由美子は助けを求めて叫んだ。涙で顔がくしゃくしゃだ。
>(第二章 囚われの花77P)
 処女が剥かれていく様は美しいですね。

>「あう、痛い……ゆっくりして……ああう」
>破瓜から一週間。まだ由美子はセックス時に痛がる。
>出し入れの刺激に慣れていないせいだ。粘膜は鍛えなければならない。
>(第三章 美少女破瓜100P)
 犯されても泣き言を吐くだけになっている由美子。何度もレイプされて抵抗を諦めていることが窺えます。

>「ケツを出せないと言うんじゃないだろうな? それとも、俺にされるより、麻美にぶち込んでもらう方がいいか。それでもいいんだぞ」
>由美子は慌ててよつん這いになった。麻美に浣腸されるくらいなら、矢沢にさっさとしてもらった方がいい。
>(第四章 屈辱飼育153P)
 慌てて四つん這いになる由美子が可愛いです。

>今は、あのゾクゾクする尿道の快感を再び体験できることに期待している。
>子宮の奥が妖しく疼きはじめている。
>矢沢は憎いが、あの感覚を得るには、矢沢の行為を待つしかない。
>(第六章 終局の淫舞234P)
 強気なスポーツ少女が尿道プレイで堕ちます。この意外性が良い感じです。

>矢沢は忍耐強くカテーテルを出し入れした。
>そして、美恵子のあえぎが高まったとき、スッと抜いた。
>「あう……」
>抜くときの快感にあえいだ美恵子だが、もうおしまいかと不満だった。
>(第六章 終局の淫舞236P)

>「脚をひらけ。また消毒からだ。オマンコがネトネトしているからな」
>顔を離した矢沢は無表情の命令口調で言うと、消毒綿を取った。
>美恵子が脚をひろげた。
>(第六章 終局の淫舞238P)
 美恵子のリアクションが薄いまま進む快楽責めがたまりません。


パラダイムノベルズ「虜2」
 こちらもアダルトゲームのノベライズです。前作とは出版社が変わっていますが、理由は不明です。色々とあるのでしょう。
 前作では調教対象だった平井美恵子が、今作では主人公の共犯になります。

 登場人物
・鹿峰亮 サディスト。綾乃を調教中。
・鹿峰綾乃 亮の義理の妹。亮に強姦された。
・高階理香子 口封じのため誘拐されたお嬢様。
・高階由希子 理香子の姉。行方不明の理香子を探しにきたところを捕らえられてしまう。
・平井美恵子 亮に理香子の調教を依頼した人物。過去に拉致監禁され調教を受けた。

>「お前……いままで、オナニーは一日に何回ぐらい、しまくっていた?」
>なにげない口調で尋ねた。
>「――そんなの、してるワケない……あ、ありま……せん」
>理香子は、また叱られるのが怖くて、語尾をていねいに言い直した。
>(第三章 視姦地獄 111P)
 可愛い。
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