ふたなり女子校1 下半身露出

 登校した私たちが最初にするのは、教室でスカートを脱ぐことだった。上はセーラー服を着たまま、下はブルマ姿になる。
 うちの学校に男子はいないから、恥ずかしがることはないのかもしれないが、この高校に転入して一ヶ月が経つ現在でも、私はこの格好に慣れることができなかった。周りを見ても、股間を気にしている子は結構いる。
 スカートを脱ぎ終わると、私は教室を出た。廊下では、すでに半分以上のクラスメイトが、壁に背を向けて横一列に並んでいた。私もその列に加わり、先生が来るのを待つ。
 全員が女子だけれど、みんな、ブルマの股間部分を盛り上がらせていた。

 3年前、クリトリスが肥大する現象が、若い女性を中心に広まった。クリトリスがペニスに酷似した形状となり、しかも射精機能まで備えてしまうという異常性から、人為的なウィルス流出が疑われたが、現在に至っても原因は一切不明だ。
 病状がメディアに取り上げられ始めても、人々はまだ冷静だった。他の様々な奇病と同じように、自分とは関係のない話だ、と誰もが思っていた。
 しかし、病症が爆発的に増え出した頃、ネットの一部において、空気感染が起こり得るという噂が流れ、事態は一変した。ある日 突然、自分もふたなりになってしまうかもしれない。人々の恐怖は、ネットを越えて世間をパニックに陥れた。
 その噂は、実際のところ、正しかった。フタナリウィルスは、風邪のように、いつのまにか大流行していた。風邪と違うのは、女性限定であることと、いつまで経っても治る兆しがないことの、二点だ。
 街からは女性の姿が消え、経済活動が停滞し、社会は混乱した。
 時の首相・浜田幹生は、強権を発動してこれに対処した。ふたなり感染者の強制隔離である。当時の首相が、即断即決を持って知られる浜田幹生であったことは、日本国にとって救いであったろう。もしも政府の対応が遅れていたら、日本女性の全ふたなり化も有り得た、と主張する専門家もいるくらいだ。
 まあ、もっとも、強引に隔離された側である私たちふたなり感染者からすれば、色々と思うところがあるのだけれど。
 当時、普通の女子高生だった私は、病院で感染者認定をされた途端、当局に連行され、山奥の全寮制学園に入れられた。
 そこは、18歳以下のふたなり女性を収容している隔離施設だった。一応、学園という体裁を取っており、書類上は私もただ転校をしただけということになっているが、敷地を出ることは許されておらず、もちろん、退学なんて制度もない。
 普通に監視員とかいるし、実態は収容所そのものだと言っていいと思う。

 34人の女子全員が廊下に並び終わってから程なくして、担任の加藤先生がやって来ると、私たちは「おはようございます!」と大きな声を上げた。そして、直角に近いくらい腰を曲げ、深々と頭を下げる。
 それに対して、加藤先生は「おう」と言って応えるだけだった。
 私たちは頭を上げ、真っ直ぐに立った。手は身体の横。指先まで伸ばす。手を抜く子はいない。少しでも姿勢に乱れがあったら、すぐにでもビンタが飛んでくるのだ。みんな真剣な顔をしている。

 加藤先生は中年の男性だ。女性だとフタナリウィルスに感染する恐れがあるので、この学校の教師は務まらない。すでにふたなり化した女性は、管理される側の人間なので、やはり務まらない。
 廊下に並んでいる私たちを、加藤先生は、横柄な態度で見回した。先生と言うより看守と言った方が適切なんだけれど、建前上、彼は先生なのだった。
 山間学校という名の隔離施設で自分から働きたがる人なんて、そうそういるわけがなく、ここには、他の学校で問題を起こして左遷されてきた教師が多い。
 私たちの担任である加藤先生も、女子生徒への体罰やらセクハラやらを繰り返し、元の学校から厄介払いされる形で赴任してきた。

 加藤先生は、汚いものでも見るかのように、私たちを眺めていた。
「全員、揃ってるか?」
「はい!」
 私たちは声を揃えて答える。
「じゃあ、とっととブルマを下ろせ」
「はい!」
 私たちはまた一斉に返事をして、ブルマに手を掛けた。両隣の様子を窺いながら、自分だけ早すぎたり遅すぎたりしないよう、みんなでタイミングを合わせ、下着ごとブルマを一気に膝まで下げる。
 壁際に横一列で並んでいる女子34人の股間が露わになった。どう見ても元がクリトリスだったとは思えないくらい、完全にペニス化してしまったそれが、晒された。
 全員がふたなりペニスを勃起させていた。ふたなりと化した女性は、例外なく性欲が高まり、わずかな刺激でも勃起するようになってしまうのである。
 何の魅力もない小太りの中年男が相手とはいえ、ふたなりペニスを検査されるという倒錯的な状況だと、勃起は到底 避けられない。先走り液を溢れさせている子もいるくらいだ。

 外の世界では、いくら検査のためとはいえ、家畜のように女子を並べて局部を丸出しにさせるだなんて、許されることではないだろう。
 しかしここでは当たり前のことだった。
関連記事
大勢のふたなり少女達がいっせいに下半身丸出しになるのはいいですね
ふたなり少女達の性欲処理や
ふたなり少女同士がふたなり相手に欲情するかどうか気になります。

コメントの投稿

エロ小説カテゴリ
RANKING
アダルトリンク
メールフォーム

名前:
メール:
本文: