女子高生調教 6話 鞭打ち

 鞭の先はあたしの太ももで跳ねた。爆竹でも鳴らしたかのような音がプレハブ小屋に響く。プレハブ小屋からは、滅多ことじゃ音が外に漏れたりはしないが、仮に誰かがこの音を耳にしたとしたら、本当に爆竹の音だと勘違いするかもしれない。まさかSM趣味の教師が生徒をSM調教しているだなんて思うまい。
「ひいぃっ!」
 鋭い痛みにあたしは悲鳴を上げた。鞭が当たった瞬間が一番痛いのだけれど、その痛みが引いていった後は、だんだん熱くなっていく。そして、気が付くと、鞭跡が赤くなり、さらには膨れ上がり、蚯蚓腫れとなる。鋭い痛みの代わりに熱い痛みがあたしを苛む。

 先生はまた鞭を持ち上げた。あたしに見せ付けているようだった。さあ次だ、覚悟しろ、とでも言いたげな様子。
 あたしに反応している余裕はない。もちろん二発目三発目は恐いけれど、恐怖に竦んでいて反応できないというわけではなく、単純に痛みに悶えているのだ。太ももとオマンコの苦痛で泣き叫ぶことしかできない。
 先生は、苦しんでいるあたしを見て満足感を覚えているらしく、笑みを浮かべていた。何かを喋っているようだったが、聞き取ることはできなかった。あたしはボロボロと泣いていて、嗚咽まで漏らしていたので、普通に喋っているだけの先生の言葉はよく聞き取れなかった。もっとも、先生はあたしに言い聞かせる気はなかったのかもしれない。その気があるのならばもっと大きな声で言っていたはずだ。独り言みたいなものだったのだろう。

 いくらか喋ってから先生は再び鞭を振るった。
 鞭先があたしの太ももを打ち据える。
 それだけでは止まらず、先生の手は続けて素早く動いた。
 鞭があたしを襲う。
 連続して与えられる激痛にあたしは首を仰け反らせ、背中を仰け反らせ、大声を上げた。言葉にならない悲鳴。動物みたいな鳴き声。女の子に相応しい悲鳴ではなかった。けれど女の子らしい悲鳴にこだわってはいられない。喉から絞り出すような声を張り上げる。

 あまりの苦痛にあたしはいつの間にか太ももから力を抜いていた。三角木馬からオマンコを守っていた太ももがその役目を果たさなくなっても、あたしはしばらくそのことに気が付かなかった。気付いたのは、股間の激痛にいきなり襲われてからだった。それまでも相当にオマンコから痛みが発せられていたはずだけれど、鞭打ちによる苦痛ばかりに意識がいっていたせいで、事態が深刻化してからようやく股間に体重が掛かっていたことを悟ったのだった。
 あたしは急いで太ももに力を入れた。鞭跡が痛んだけれど、躊躇している暇はなかった。
 少しだけ腰を浮かした途端、圧力から解放されたオマンコに更なる激痛が走った。また三角木馬に体重を預けたりしたら、とんでもないことになるだろう。しかし太ももは痺れ気味で、とても長くは保ちそうにない。
 あたしは先生を見た。慈悲を乞うような弱々しい目で見つめる。
 SM狂いの先生はあたしの目を見ようともせず鞭を振るい続けた。
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