イジメレイプ2 ブルマ下ろし&パンツ下ろし

官能小説投稿:下柳さん


 6月を過ぎると、最初の頃から翔子をいじめていた女子たちも、男に負けていられないとでも対抗意識を燃やしたのか、大胆なことをするようになった。
 もっとも頻繁に行われたのは、やはりブルマ下ろしだろう。その名の通りにブルマだけを下ろす、というわけではない。後ろからこっそりと近付いた女子は、翔子のブルマの両脇をしっかりと掴むと、ブルマと下着の両方を足首まで引きずり下ろすのだ。体育の授業中のグラウンドや体育館で、股間と尻が丸見えになる気分はどんなものだろうか。教室でパンツを脱がされる時は、スカートを捲り上げられるという前段階があるから、まだ身構える時間はある。けど、ブルマ下ろしは違う。全くの不意打ち。気が付いたら下半身が丸出しになっているのだ。普通の人が一生味わうことのない感覚がそこにはあるのかもしれない。

 ボーッと突っ立っていた時はまだいいが、歩いている時にこれをやられると、とてつもなく惨めなことになる。歩行中にブルマとパンツを下ろそうとすると、足首まではいかず、膝くらいで止まってしまうのだが、そうなると翔子は当然そのまま歩くことはできなくなる。突然そんな状態になったのだから、ほとんどの場合、前に倒れてしまう。尻丸出しでうつ伏せになるのだ。
 その滑稽さに、ブルマ下ろしを仕掛けたグループは爆笑する。周りのクラスメイトも失笑する。そんな中で翔子は身体を起こし、半泣きになりながらブルマとパンツを引き上げて履き直す。悲惨そのものだ。これがグラウンドだと状況はなお悪い。ブルマと体操服だけでなく、股間までもが砂まみれになってしまい、痛々しさが増す。

 この時体育教師は、気まずそうに見て見ぬ振りをするどころか、完膚無きまでに翔子の存在を無視している。翔子がいじめられていることに気付いていないかのように振る舞っている。本当はそんなはずはないのに。
 まあ、体育教師に限らず、教師なんてだいたい似たようなものだ。面倒なことに関わりたくないという自分勝手な理由で、あっさりと生徒を見捨てる。ひょっとしたら、翔子さえいなければ面倒なことも起きないのに、と疎んじてさえいるかもしれない。
 あるいは世の中にはそうではないまともな教師もいるのかもしれないが、少なくとも俺の学校にはいなかった。
 しかしこれは考えてみれば当然のことだろう。教師だってただの人間なのだ。人間は自分のことしか考えない醜い生き物であり、教師がその例外である必然なんてどこにもない。善意の塊のような人間も存在しないこともないのかもしれないが、残念ながら俺は見たことがなかった。きっとこれからもないだろう。
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