女子大生ブルマ特訓5 スパンキング地獄

 声出しは大変だった。
 女子大生である私が、中学生のために大声を上げなければならないという屈辱的な状況にあるせいで、余計に大変だと感じているところもあるかもしれないが、それを抜きに考えても、やはり大変だったと言えるだろう。
 一年生8人は、すでに体育館の隅で横一列に並んでいた。
 私も慌てて列の左端に加わり、中腰で膝に手を着いた。
 中腰になっても、私の身長が頭ひとつ抜けていることに変わりはなかった。むしろ、より目立っているような気がする。
 今ここで並んでいるのは、一年生で、しかも見込みがないと判断された子たちなわけで、部内でも背の低いタイプばかりだ。部員全員の前で挨拶した時よりも、突出度は上がっているだろう。

「先輩ファイトでーす!」
 不毛な言葉を、叫ぶように言う。
 中学時代の私は、すでに実力を見込まれていたので、声出しに参加することなんて一度としてなく、先輩と同じ練習メニューをこなしていた。
 だから、こんな屈辱的なことをさせられるのは初めてのことである。

 たまに、練習中の二年生や三年生の子が、声出し組に近付いてきて、「声が小さくなってるよ!」とか「もっと元気出して!」とか言って、お尻を平手で叩いてきた。
 私たちは、中腰で後ろにお尻を突き出しているような格好なので、上級生からすれば、さぞ叩きやすかったことだろう。
 大学生に対する遠慮があるのか、私のお尻を叩いてくる子はあまり居なかった。しかし、キャプテンの樫木さんは、むしろ逆で、私のお尻ばかりを叩いてきた。
「坂上! ちゃんやれ!」
 掛ける言葉も、他の子よりきつい。
「ありがとうございます!」
 ブルマの上からお尻を叩かれて、私は大声でお礼を言った。もちろん、そうしないと更なる罰が待っているから、仕方なくである。
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